#式典 の投稿一覧

2023.03.20
終業式
本日、終業式がリモート形式にて行われました。陸奥ホールでの式典の様子を、生徒たちは各教室にて視聴しました。 校長先生からは、池上彰氏の『僕たちはなぜ働くのか』の第6章にちなみ、3つの大切なことについてのお話がありました。 「ひとりになって考えること」「挫折、困難を乗り越えること」「様々なことに挑戦すること」の大切さです。誰のものでも無い自分の人生、そして正解のない人生、人に流されることなく、自分を振り返り、ときに心を休め、自分の可能性を信じて様々なチャレンジをしていってほしいとのことでした。

2023.03.01
卒業を祝う会
卒業式の後、本校アリーナにて卒業を祝う会が行われました。六年間の鎌女での思い出の映像を視聴した後、学年の担任、副担任の先生方から卒業生へのメッセージが送られました。懐かしい写真や、先生方のユーモアあふれる言葉に笑い声や歓声が上がり、みな楽しそうでした。その後、歓談が行われ、生徒同士、またお世話になった先生との間で写真撮影や思い出話に花が咲いているようでした。鎌女生として、全員が一堂に会すのは本日が最後ですが、鎌女でできた友人たちは、青春を共有した一生涯の友人となるはずです!

2023.03.01
第75回高等学校卒業式
本日鎌倉女学院高等学校、第75回卒業式が行われました。コロナ災いも落ち着き、今年度はご両親そろって卒業式に参列いただくことができました。校長先生からは孔子の中庸にある本校の校訓の一つでもある「尚絅」についてのお話がありました。背筋を伸ばして話を聞く高3の姿に、6年間の成長を感じました。高2の生徒からの送辞では、コロナ禍の中でも先輩として学校行事を引っ張て来た高3の姿への憧れや謝意が述べられ、高3の答辞での鎌女での6年間の思い出には高3生皆が思いを馳せているようでした。152名の高校生が本校を巣立って行きました。卒業生の皆さんの明るい未来を願っております。

2023.01.10
新年全校集会
冬休みが終わり、本日から生徒の登校が再開しました。 今日はロングホームルームの後、陸奥ホールよりオンラインでの全校集会が行われました。 校長先生からは京都大学の人類学者、山極壽一名誉教授の『スマホを捨てたい子どもたち』が紹介されました。「スマホを手放せ!」というキャッチコピーのこの本では、全てがデータ化され、スマホで簡単に情報を得られ、過去の履歴からオススメを提示され誘導されるようになった今、人間が考えることをやめてしまう事で「人間」らしくいられなくなるのではと警鐘を鳴らしているそうです。長い人類史の中で発明、発展を繰り返してきた人類は次の世代が見る世界に対して責任をもち、常に考える必要があるとのこと。 生徒の皆さんも是非この本を手に取り、人間のあるべき姿、将来の自分自身の人間像をこの年初めに思い描いてみてほしいと思います。

2022.09.29
文化祭開会式
今日の午後から文化祭に向けて、教室が各団体にあけ渡され、飾り付けなどが本格的に始まります。 本格的な準備を前に、今日は文化祭のオンライン開会式が行われました。文化祭がいよいよ明後日に迫り、初の文化祭を迎える中学1年生はウキウキした様子です。文化祭を取り仕切る高校2年生達は、各係や部活、特修にと大忙しです!

2022.04.08
始業式
始業式がオンライン形式で行われ、陸奥ホールでの式の様子を各クラスで視聴しました。 校長先生からは、昨年から進む教育課程の改訂について、知識獲得にとどまらず、身につけた知識を基盤に思考、判断し、新たな価値を生み出すことが重要であるというお話がありました。世界ではグローバル化が進み、AIなどの技術革新も日進月歩で進む一方、長期にわたる新型コロナ感染症や、ウクライナ情勢など、解決の難しい問題も山積しています。22世紀に向けて活躍していく生徒の皆さんは、様々な課題に対し、怯まず臆せず立ち向かっていけるよう、この新たな一年間、人生の基盤となるよう自ら学び、考え、有意義な一年間としてください。

2022.04.06
高校入学式
本日午後、大変良いお天気の中、鎌倉女学院高等学校入学式が行われました。 校長先生からは、在学中に成人である18歳を迎える新高1の皆に向けて、哲学者の小川仁志さんの著書に触れ、「成人」と「大人」とは何かについてのお話がありました。「成人」とは行為能力を得たものを指し、一定の年齢に達すれば誰でもなれるものであるのに対し、「大人」とは他者への配慮や怒りのコントロールができるなど精神的に成熟した者を指します。しかし人間とは時に未成熟であるもので、常に大人であることを意識することが必要です。高校での学びは知識を得ることだけが最終目的ではなく、社会の諸課題に対し自ら向き合い、新たな価値を作り出せる女性を目指すことです。広い意味で「大人」を目指し、たゆまず、臆せず様々なことに取り組む、実りある高校生活を送ってほしいとのことでした。

2022.04.06
中学入学式
本日午前、鎌倉女学院中学校の入学式が行われ、152名の新入生が鎌倉女学院中学校の新たな仲間となりました。お天気にも恵まれ、校門の桜の花びらが舞う、まさに「鎌女日和」の中での式でした。校長先生からは、今年の大河ドラマの舞台ともなっている鎌倉の歴史と、その中に創立された鎌倉女学院の建学の精神などについてのお話がありました。鎌倉女学院には「鎌倉学」という学びがあります。源実朝の 「宮柱 ふとしきたてて 万代に 今もさかえむ 鎌倉の里」 という歌のように、鎌倉時代から長い時を超え栄えてきたこの鎌倉で学ぶことで、まずは日本人としての足元を固め、高校では国際•環境学という学びを通し、異文化を理解し、世界の諸課題に向き合います。伝統を引き継ぎつつ、臆せずに世界に羽ばたく女性を目指して、これからの6年間を過ごしていってください。

2022.03.24
中学卒業式
本日、中学卒業式が執り行われ、中学3年生171名が義務教育過程を修了しました。 校長先生からは、俵万智さんの歌集『未来のサイズ』にちなんだお話がありました。中学3年生のみなさんも、3年前「制服は未来のサイズ…」で始まるこの歌のように、ブカブカの制服に未来への抱負を胸に入学してきたことと思います。目標を達成するのは難しいことではありますが、この3年間で気付かぬうちにできるようになったことも多いはず。鎌女での次の3年間にむけ、各自がそれぞれの未来のサイズを新たに描き、それを道標に、学業のみならず様々なことに積極的に向き合い、成長する3年間としてほしいとのことでした。 卒業生のみなさん、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。

2022.03.24
終業式
本日終業式が行われました。感染症対策のため、今回も陸奥ホールからの中継を各教室で視聴しました。終業式では、校長先生のお話、各種コンクール受賞者の表彰、陸奥杯(校内英語スピーチ杯)受賞者、高校生地球環境論文賞入選者のスピーチが行われました。 校長先生からは、AIが大きく進歩する近年、私たちがどうあるべきか、『AIの時代を生きる: 未来をデザインする創造力と共感力』というはこだて未来大学の美馬教授の著書にちなんだお話がありました。私たちは意識せずとも共感力を身につけ、文化や考えが異なってもその共感力によって他者を排除せず、寄り添い、問題を解決してきました。コロナ禍では、様々な制限の中、より一層人と人との繋がりやこの共感力の重要性に気づかされました。読書は他の媒体に比べじっくりと疑問を感じ考えながら情報を得るという特性があり、共感力を高める一助となります。春休みに是非読書に取り組み、コロナ禍であっても、皆と共に学び共感できる日々に感謝して新年度を迎えましょう。