卒業生メッセージ

瀬戸 結佳さん

外務省/慶應義塾大学 法学部政治学科卒(2024年度現在)

セーラー服に憧れた幼い私が、 世界平和を祈るまでのお話。

幼いころ、セーラー服がかわいいなって。着てみたいなって。そんな簡単でかわいい理由で、鎌女を選びました、すみません。でも、偶然だったその選択が、今につながっているのだとしたら。そうですね、大げさに言うと運命だったのかもと思います。

 

鎌倉は、日本の伝統文化が今も息づく街で、かつ国際色ゆたかな地域です。そんなロケーションもあって、鎌女での6年間を通じた国際教育は、とにかく身近。特に国際学講座をはじめとするフィールドワークでの経験は、「文化の違い」をただ知識として学ぶだけでなく、実体験として私に気づきを与えてくれました。これが私の原点ともいえるかもしれません。

 

大学進学後は、より積極的に異文化交流に足を踏み入れました。そこでは、自分が当たり前だと思っていることが誰かにとってはそうではなくて、それが笑い話になるときもあれば、ショッキングなことだってありました。そうした経験の積み重ねで、私は「日本は平和」だということ、そしてその尊さに気が付き、それを守っていきたいと思うようになったんです。これが、外務省への就職を志すことになった大きなきっかけです。大学4年時には東京オリンピックが開催され、私はボランティアとして参加しました。様々な文化的背景を持つ方々が「平和な」交流を広げる空間での活動は、平和に貢献したいという思いをより強くしました。

 

外務省の業務領域として、平和構築という分野があります。私は、その分野でスペシャリストになりたいと思っています。国連や地域機関による取り組み、各国の外交政策。平和構築と一口にいっても視点は様々です。また、平和構築を必要とする国も一様ではありません。それぞれに特徴があり、抱える問題も異なります。考え方も景色の見え方も違う。でも、それはきっと人間関係と同じ。外務省の一員として、平和構築に貢献したいと思っています。